地球ことば村
言語学者・文化人類学者などの専門家と、「ことば」に関心を持つ一般市民が「ことば」に関する情報を発信!
メニュー
ようこそ

【地球ことば村・世界言語博物館】

NPO(特定非営利活動)法人
〒153-0043
東京都目黒区東山2-9-24-5F
TEL:03-5798-2828
http://chikyukotobamura.org
info@chikyukotobamura.org

世界の文字

侗字


侗(かむ)字,方塊侗字とも。カム語は,中国の貴州,湖南,広西の 3 省に居住する,中国語で侗(トン)族と呼ばれるタイ語系少数民族の言語である。中国名に従って,トン語(Tung)と呼ぶことも多い。(三谷)

侗字は,漢字を表音文字として借りる型をとる。侗語の発音を表記するのに漢字の発音を借りる例を次に示す(数字は声調を示す)。姆など後続の文字は,発音をより正確に書き表そうとしたものである。(西田)

高錦kau3 tən2《山の頂》
ɕau1《あなた方》
tam1《柄〈え〉》
其阿ȶham3《歩く》

侗字は,また,漢字を表意文字として借りる型,いわゆる訓読法を用いる。つまり,カム語の意味に当たる漢字を使って表記し,カム語で読むケースである。

ləm1《かぜ》
tap3《かつぐ》

方塊侗字と侗語の発音 (出典 方块侗字

pulausənpjalaumən
(意味:“父進村 雷進天”)

[最終更新 2018/02/20]