瑶字
瑶(やお)族は,湖南・貴州・広東・広西・雲南の各省,自治区に分布し,古くから漢族と接触・交通があり漢族の文化の影響を多く受けている。様々な文章は漢字と,次に挙げるような変形漢字を用いて書かれた。
文字構成
瑶字は,既存の漢字の字形と字音を利用したもの,及び字形と字義を利用したもの,あるいは,既存の漢字の成分を組み換えたり,一部を削ったりなどして本来の形に変形を加えたものから成立っている。(戴庆厦, 许寿椿, 高喜奎)
瑶字例
参考文献
- 吉池孝一(2006)「中国周辺の漢字系文字」『KOTONOHA』49 PDF
- 戴庆厦, 许寿椿, 高喜奎 主编(1991)『中国各民族文字与电脑信息处理』(中央民族学院出版社)
[最終更新 2019/04/20]