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【地球ことば村・世界言語博物館】

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世界の文字

ゲール文字 英 Gaelic alphabet


ゲール文字(アイルランド文字 Irish alphabet とも)は,印欧語ケルト語派中,アイルランド語を主とするゴイデリックグループ(the Goidelic group of dialects,Q ケルト語とも,他にマンクス語,スコットランド・ゲール語)で古来使用されてきた文字で,18 の字母からなる。長母音にはアクセント記号がつく。ゲール文字で現代アイルランド語を表記するには都合 32 の文字が必要である。現行のゲール文字は,古アイルランド語の古写本に特徴的なラテン文字の書体を活字に移し替えたものである。→ 秦

文字構成

古写本に見いだされる書体に 2 種類あり,各々マユスキューレ(MAJUSCULE),ミヌスキューレ(MINUSCLE)と呼ばれる。視覚的には,前者がラテン文字に近いが,現在のゲール文字は後者の直系である。

ゲール語では,印欧祖語以来の閉鎖音がすでに古アイルランド語において摩擦音に変化していた。この推移は古語では書法に反映されていないが,近代の綴字法では bh,dh,gh などを表す際に当該文字の上部に点を打つしきたりになっている。

マユスキューレ体

The Book of Durrow 7 世紀 → O'Neill


omnes ergo generationes [ab] Abracham usque ad David generationes XIIII et ad David usque ad transmigrationem Babilonis generation ...
So all the generations from Abraham to David are fourteen generations and from David to the transmigration of Babylon [are fourteen generations].

MAJUSCULE体フォントGaeilge 2 Normal(非ユニコード)


ミヌスキューレ体

The Antiphonary of Bangor 8 世紀 → O'Neill


Dia Satharirn an xxv lá don Márta 1738 18 世紀(→ O'Neill)


MINUSCULE体フォント Gadelica (非ユニコード)


St. Matthew XIII.52 20 世紀 → O'Neill


現代ゲール文字フォント Bunchló GC (ユニコード対応)


関連リンク

[最終更新 2018/08/20]