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【地球ことば村・世界言語博物館】

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世界の文字

ミクマック象形文字


北米インディアン諸語に属するアルゴンキン語族のミクマック語の文字(Micmac hieroglyphics)。17 世紀中葉にケベック南東端のゲスペ(Gaspé)半島に遣わされたレコレ会(フランシスコ修道会の一派)の神父ルクレール(Chrétien Clercq,1630~95)が祈禱文などを覚える一種の記憶符号として考案し,ミクマック・インディアンに教えた象形的な文字である。代々の伝道師による改変や補足があったが,とくにこの文字による教義問答書(1860)を出版したレデンブートル会修道士(Christian Kauder,1817~?)にちなんで,カウダー文字(Kauderscript)と呼ばれることもある。

この文字は,ミクマック自身により,恐らく 18 世紀末か 19 世紀初頭にラテン文字を使った,ほぼ音素的な表記法を生み出し,より体系的な文字に置き換えられた。

文字資料

例文は,ルクレールの訳になる『主の祈り』。 (→ Pilling)


関連リンク

[最終更新 2016/11/20]