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【地球ことば村・世界言語博物館】

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世界の文字

レーケー文字


カレン系言語のなかで独自の文字をもつのは,スゴー・カレン語,ポー・カレン語,パオ語の 3 つの言語である。そのうち,ポー・カレン語の文字には,キリスト教ポー・カレン文字と仏教ポー・カレン文字のほかに,レーケー文字(Leke script)がある。

カレン州に住むポー・カレン人には,レーケー教という,弥勒菩薩を信仰する独特の宗教がある。この宗教の信者たちが使っているのがレーケー文字である。この文字は,おそらく 19 世紀の中頃に作られたと考えられる。文字の形態は極めて込み入っており,その特徴から「鶏の足跡」と呼ばれる。レーケー文字の使用は,この宗教の信者に限られているため,ごく小規模である。(→ 加藤)

文字構成

子音字(→ Stern)と母音記号(→ Fickle, Hosken)を次に示す。

子音字


母音記号


数字

上段がキリスト教ポー・カレン文字/仏教ポー・カレン文字,下段がレーケー文字。


レーケー文字テキスト

出典 ScirptSource Leke

出典:加藤昌彦(2004)『ポー・カレン語文法』(東京大学博士学位論文)

ユニコード

レーケー文字をユニコードに登録するための提案書が,Erich Fickle と Martin Hosken によって出されている。


[最終更新 2017/07/20]