地球ことば村
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ようこそ

【地球ことば村・世界言語博物館】

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〒153-0043
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「世界の文字」について

Unicodeの普及に伴い,多言語環境を整えることが一昔前に比べ飛躍的に容易になりました。

古代から現代まで,文化的・宗教的・歴史的・学術的観点で重要な意味をもつさまざまな言語と文字を,ご覧くださる方がご自身の手で書き記す際に,このページが何らかのヒントを提供できる契機ともなれば,と念じています。

ご意見やご指摘などをお聞かせください。

稲垣徹
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世界の文字

アイトン文字・パケー文字


アイトン文字は,インドのアッサム(Assam)に分布する,あるいは分布したことの知られる,タイ系言語の1つであるアイトン語(アッサム語式に,アイトニア語(Aitonia)とも呼ばれる)を表す文字である。アッサムのタイ語は,すでに死語となったアーホム語が有名であるが,それとは別に,カムティー語など,18世紀後半以後に北部ビルマから移住してきたといわれるシャン族(Shans)の言語がいくつか知られており,アイトン語もその1つである。人口はもともと僅少であったようで(20世紀初頭で2か村),近年のインド側資料にはカムティー語以外の名はない。系統は,南西タイ語系で,ビルマのシャン語に類似し,その1方言とみなしてよく,文字も,シャン文字にほぼ同じである。
パケー(パーケー)文字は,アイトン文字と同系の,アッサムに分布するタイ系の言語であるパケー語を表記するための文字である。パケー語は,現在も話し手がいるといわれる。 [1]

文字構成

以下の記述は Morey (2005) [2] に因る。

子音字母


末尾子音字


副次子音符号


脚文字


母音記号


閉音節


パケー語における声調

パケー語には6種類の声調があるが,表記上の区別はない。そのため,例えば kiŋ の異なる発音が同じ綴りで表記され,単語を見ただけでは意味の区別がつかないことになる。次に keŋ, kaiŋ で表す例を併せて示す。


特殊記号・二重母音


əi 型合字


6 kham2 型合字


テキスト

サンプルテキスト

アイトン語サンプル


出典:Morey (2005),Free Font: Aiton Script (morey-fonts.zip に同梱)。また,texts に掲載されている圧縮ファイル Aiton を解凍すると多数のサンプルテキストを得ることができる。

パケー語サンプル

出典:Morey (2005),Free Font: Phake Script, Phake Ramayana (morey-fonts.zip に同梱)。また,texts に掲載されている圧縮ファイル Phake を解凍すると多数のサンプルテキストを得ることができる。

文字入力

文字コード

アイトン文字,パケー文字の文字コードは以下のとおりである。

アイトン文字


パケー文字



文字表示テスト

本項で用いたアイトン文字フォントがインストールされていれば,下表右下セルにアイトン文字が表示される。

正しい表示お使いのコンピュータでは
Ajtonq
/aiton/

入力方法

アイトン文字およびパケー文字対応の入力メソッドは存在しない。【参考】 多言語環境の設定

関連リンク・参考文献

[最終更新 2013/09/05]